松縄町の家、上棟工事を行いました。
弊社オフィスから徒歩3分の好立地!
1階の柱、そして横架材と順に組み上げていきます。
できるだけ木材を雨に濡らせたくありませんので、天気予報を見て当初の予定日から延期させていただきましたが、その甲斐あってこの日は快晴。
作業していると暑いくらいでした。
雲一つない青空にクレーンが映えますね。
こちらの住まいは、床下エアコンを採用しているので基礎断熱となります。
そのため、床が張られていないので、注意しながら作業を進めていきます。
さらに、災害対策として基礎の高さも通常より高くしていますので、足を踏み外さないように気を付けながら。
(後日、改めて基礎工事の様子を投稿します)
我々も気密と熱橋処理の作業をお手伝い。
これまで図面上の平面でしか見れなかったものが、組み上がっていくにつれて立体の空間で認識できるようになっていきます。
外壁面の耐力面材(茶色のボード)も、張っていきます。
構造的に重要な耐力壁の部分とそうではない壁とでは、ボードをとめるビスの間隔も異なりますので、間違えないように確認しながら進めます。
また同時にボードの継ぎ目は、気密テープで気密性を高めていきます。
2日目は、屋根組みと屋根の断熱作業です。
こちらは、高性能断熱材50㍉厚の3層張りで計150㍉厚の高断熱仕様。
まずは1層目から。
熱橋を抑えるために、2,3層目は1層目とは向きを交差させて敷き詰めていきます。
断熱材を敷いた後、遮熱効果のある防湿透湿シートを張ってきます。
このシートには、2次防水と遮熱の役割があります。
そして、その上に通気胴縁という通気層を作る為の木材をうっていきます。
その上から、合板を張ることで30㍉高の通気層が確保することができます。
この通気層をとることで、夏の熱を室内に侵入させる前に外へ排熱することができます。
実は、夏はほぼ真上から太陽熱が降り注ぎますので、屋根の断熱強化と通気層は、夏を快適に、省エネに過ごす上で効果を発揮してくれるのです。
さらに、近年は温暖化の影響で気温が上がっていますので屋根の作り方は非常に大切だと思っています。
屋根の一番高い棟のところから排熱されます。
最後に、屋根職人さんが雨が降っても大丈夫なように、防水のシートを張ります。
2日間お疲れさまでした。
施主様も2日間、工事を見守って下さいました。
昼食や差し入れもありがとうございました。
祝上棟、おめでとうございます!
★完成見学会のお知らせ
【愛猫と暮らす37坪の高性能住宅】
12月2日(土)・3日(日)
高松市仏生山町にて
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