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2022.12.03


今日の朝の気温は1℃。

香川県でもこの冬1番の寒さになりました。

現場のバケツの水の表面も凍っていました。



寒さが厳しいということで、【丸亀の家Ⅳ】の室温をサーモカメラで測ってみました。

状況としては、

・工事中のお家なのでもちろん無暖房。

・時刻は8:30。

・断熱、気密工事は完了済みで、HEAT20・G2の性能になります。

・気密測定では、C値=0.15。


まず、玄関に入ると、ほんのりと暖かいです。

体感としては、暖かいというよりは、寒くないという感じです。



理由は、前日に窓から取り入れた太陽の熱(日射取得)が室内に残っているから。

そして、断熱・気密性が高いので、その熱が一晩たっても残っているという状況です。

魔法瓶の水筒のイメージですね。

それでは、さっそくリビングの壁をみてみます。



壁の表面温度は、約12℃。

そして、南の大きなトリプルガラス樹脂サッシのガラス表面は、17.8℃。

自然のお日さまの熱で、室内を温めてくれています。

ちなみに、サッシの樹脂フレームは、13.6℃でした。

(そう考えると、樹脂アルミの複合サッシフレームは、もっと温度が低いはずなので、フレームの影響は大きいと思います)



実際に生活しているオーナー様方とお話していると、人や家電製品からも熱が出ているので、夜寝るときに暖房を消して、朝暖房なしで寝室が16℃以上のお家が多いです。


そのため、晴れた日中だとあまり暖房は使わず、日が暮れてからエアコンを運転する暮らしも十分可能です。

ただ、暑い寒いの感じ方には個人差がありますし、家の方位や間取りによっても体感は若干変わりますので、我慢せずその方に合った暮らしを送ってもらえたらと思います。

お家の基本性能は高いので、少ないエネルギーで済みますから。

あとは、現場の施工精度が重要になります。


Ua値ももちろん大事ですが、それはあくまでも計算の値で、100%完璧な施工ができてのその数値です。

いい材料を使って、いい計算値でも実際の施工に問題があると、その性能は発揮されないのです。


最後に、外の温度も見てみました。

太陽が当たっていない西側の外壁は、1℃以下…。



日差しが当たっている南面の外壁は、約3℃。

外はやっぱり寒いです。



iwamatsu


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