【仏生山町の家】の気密測定を行いました。
C値は0.16と良い結果となりました。
気密報告書の規則では、四捨五入されてC値=0.2となります。
あと、0.02低いと0.14となり、0.1表記することもできましたが、そのすき間を見つけることは非常に困難ですし、実際の暮らしではほぼ違いはありません。
それよりも、そのC値を長期間維持するための対策や施工の方が大切かと思っています。
こちらの現場では、その性能に関する施工の様子やハウプロが大事にしているポイントをご覧いただけますので、ご興味ありましたらメールかインスタDMでご連絡ください。
(工事は進んでいくので、その様子が見られるのは今月末までかと思います)
さて、同じ日に昨年12月にお引渡しをしたY様邸の点検にもお伺いしてきました。
人懐っこい2匹の猫ちゃんも気持ちよく過ごしているとのこと。
ご主人が住み始めてからの光熱費や使用電力量などのデータをまとめられていて、見せて頂きました。
太陽光発電5.3kw搭載で、冬は省エネタイプの6畳用エアコン1台(21~23度の設定温度)で快適に過ごされたそうですが、光熱費が非常に安くてこっちが驚きました。
ご主人曰く、電気料金が安く抑えられた原因として、
・電力会社をシン・エナジーに切り替え
・食洗機
原則、予約をして太陽光発電が十分にされる午前9時以降に行うようにしています。
・給湯器(エコキュート)
アプリを使用して以下の運用をしています。
夜間に沸き上げをしないよう、自動沸き上げは休止する。
アプリ(手動)にて、日中に太陽光発電にて沸き上げする。
翌日以降の天気が悪ければ、天気が良い日に最大量沸き上げし、翌日以降の沸き上げ量を減らす。
真冬でも使い方によっては、最大量沸き上げした翌日は沸き上げしなくて良い日があります。
とのこと。
やはり、太陽光発電で作られた電気を単価の安い売電に回すのではなく、できるだけ自分の家で使うことが重要ですね。
(電力会社については、ご主人が調べたりシュミレーションをされた上での切替えですので、ご興味あればご自身に当てはめてきちんと調べた上で判断してください)
あとは、冬の日射取得量と夏の日射遮蔽も電気料金に大きく影響しますが、それには外観デザインや間取りにも影響するので、その辺は施主さんの好みにもよると思います。
Y様、貴重なデータとお話しありがとうございました。
今度は、夏のデータを楽しみにしています。
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