綾川町の家。
上棟に向けて、土台敷きを行いました。
べた基礎の上に土台を置いて、基礎に埋め込まれているアンカーボルトという金物と固定していきます。
土台と基礎をしっかりと固定することで、地震や風圧などで建物の構造躯体が基礎から外れたり、持ち上がったりすることがなくなります。
耐震性の面で非常に大事です。
固定するために、アンカーボルトの位置に穴をあけていきます。
そして、土台を敷く前に、まずは基礎パッキンを敷きます。
この役割は、床下の換気です。
床下がジメジメすることがなくなりますので、シロアリ対策にも効果大です。
その上に土台を敷いて、
横から見てみると、湿気を逃がすための開口が見えます。
ただし、玄関や浴室は夏の暑さ、冬の寒さを抑えるために気密化が求められるので、これらの場所には気密型のパッキンを使用します。
このような部材になります ↓↓↓
そして、基礎と土台を固定するアンカーボルトの座金で締めていきます。
この座金。
このままだと熱を通しやすい熱橋(ねっきょう)になってしまうので、ウレタン断熱で被覆して、金物が直接空気に触れないように処理をします。
このような処理もしながら、進めていきます。
そして、土台敷きが完了。
最後に、木材が雨に濡れないよう雨養生をします。
予報では、晴れでも、また降水確率0%でも、降ることがあるのでいつも養生するようにしています。
この養生作業も地味に大変で・・・。
実は、上棟工事までに3回ほど張り直すことになるのです。
次回は給排水の配管作業でめくります。
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