先日、構造見学会を開催した【三谷町の家】の気密測定を行いました。
結果は、C値=0.1で良い数値でした。
新築時のC値も大切ですが、その気密性能の経年劣化を抑える耐久性の方にハウプロは重点をおいています。
具体的には、先張り気密シートや2次気密(そんな言葉はありませんが、2次防水という言葉のように、1層目に不具合が生じても、その次の層で抑止)などの対策を施します。
(※詳しくは過去のブログをご覧になってみてください。)
その分、手間と時間がかかりますので普通はそこまでしませんが、やると決めています。
大きな企業であれば、そんなことまでしていると上司に注意されそうですが、我々のような小さな会社は自分たちの想いに従って対処できます。
効率化/時短の逆を行っているかもしれませんが、ここはこだわります。
機会があれば、5年後、10年後の気密測定もしてみたいと思います。
さて、構造見学会の時にお客様から「プランは無料でしてもらえるのか?」という質問を頂きました。
回答としては、プランと見積提示は無料でさせて頂いています。
ただ、他社さんとの相見積もりを希望される場合は、申し訳ありませんがお断りしています。
先に他社さんにしてもらって、ダメだったら声をかけてもらえたらという感じです。
決して上から目線で言っているのではなく、少ないスタッフで時間的な制約もあるため、前に向きにハウプロでお考えのお客様に対して精一杯お手伝いをしたいのです。
なので、実際は、初めて弊社に来たお客さんと「プランしてください」とか「プランしましょうか」とはなりません。
・完成や構造見学会で実際の家を見たり体感してもらったり、
・個別に質問をいただいたり、気になる点をお伝えしたり、
・他社もまわりながら、ハウプロはどうなのかと比較してもらったり、
・候補の土地を見に行かせてもらったり、
・もちろん、皆さんが気にしているお金のこともお話して、
「面積が〇坪くらいで性能レベルは〇〇で、〇〇の要望でしたら、〇万円くらいはかかると思います」とか
というように、何度かお会いして話をして、納得してからプランの打合せがスタートすることがほとんどです。
また、お客様もご自身で情報収集されたり、弊社のブログを読んで頂いている方がほとんどで、こだわりの強い施主様が多くいらっしゃいます。
そして、プラン打合せが始まると、
・まずは、ご要望を聞くヒアリング打合せをして
・プランの提案
・打合せを重ねて、理想のプランにしていく
・プランが固まると、その間取りに対する見積書をご提示
という流れになります。
打合せ開始から見積書の提示までは、3~4か月ほどかかります。
そして、予算にも配慮しながら進めてはいきますが、なるべく要望を入れながら設計していくので最初の見積書は予算オーバーになることが多いです。
そこから、お客様にも要望の優先順位をつけてもらいながら、金額調整を話し合っています。
「当初の予算が絶対!」というお客様もいらっしゃいますし、
理想の住まいの為に、予算を上げて頂ける方もいらっしゃいます。
見積提示の時は、あまり楽しくないかもしれません(笑)
我々も、見積書を提示するのにドキドキします。
ここで、見積書について説明しておきますが、住宅会社によって見積書の様式は違うと思います。
本体工事費〇〇万円、付帯工事〇〇万円、合計〇〇万円というような1~3枚ほどのざっくりとした簡易見積書が一般的かもしれませんが、ハウプロの場合は、1つ1つ工事ごとの詳細見積書となりますので、20ページ以上の見積書になります。
そのため、見積提示までの時間はかかりますが、項目ごとの金額が記載されているので、「この棚板を減らせば、〇万円安くなる」とか「この造作洗面台をこう変えると〇万円変わる」とか「サッシ1枚が〇万円かー」など、お客様ご自身でも優先順位を考えやすい見積書かと思います。
そして、予算の方向性が固まれば、設計の契約(仮契約)を結びます。
ここで、設計料の一部として30万円をお預かりさせていただいています。
その後は、詳細打合せを重ねていきます。
・造作家具
・室内建具
・照明、コンセント
・収納
・仕上げ材の選定(素材・色)
・ショールームへ見学 など
詳しくは、Q&Aにも書いていますのでご覧になってください。
Q&A
家づくりの参考になれば幸いです。
★先日発売された【香川の家】にS様邸を掲載していただきました。
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