本日、新しいプロジェクトの地鎮祭が執り行われました。
【御厩町の平屋】
田んぼを造成した見晴らしの良い場所での建築です。
今日は、粉雪の舞う寒い一日でしたが、お父様特製のドラム缶ストーブのおかげで温もりました。
おめでとうございます!
それにしても、今年は例年より寒いと言われていますが、ほんとうに寒い日が続きますね。
それもあってか、テレビでも寒い家や省エネ住宅をテーマにした番組が放送されています。
今日の地鎮祭の時にも、ご主人とこの話題になったのですが、先日放送されたNHKのクローズアップ現代はご覧になりましたか?
テーマは【実は危ない!ニッポンの寒すぎる住まい】
クローズアップ現代 公式サイト
家の中が寒いと命に係わるという事実を分かりやすく放送してくれていました。
高性能住宅を検討されている方なら、ご存知の内容だと思いますが、日本全体でみるとまだまだ知られていない内容です。
特に、ご両親世代や高齢者の方には、まだまだ浸透していない話。
大切な方を守るためにも、伝えてあげてくださいね。
また、番組にも出演されていた近畿大学の岩前教授のコラムもネットに公開されています。
読みやすい資料なので、読んでみてください。
冬の寒さと健康
また、慶應義塾大学の伊香賀教授の資料も
住宅の温熱環境と健康の関連
さらに、東京大学の前准教授の資料も
前先生資料
そして、個人的にこの番組で一番驚いたのは、香川県の室温が日本一低かったということ。
部屋の中が寒い県では、死亡率も高いという関連性も示されていました。
瀬戸内海放送でも同じ話題が放送されていました。
香川県の家は全国で一番寒い?! 北海道より約7℃も低い居間…健康への影響や寒さを防ぐ対策は | KSBニュース | KSB瀬戸内海放送
そういえば以前、消防士の知人から、夜中や明け方に救急車が走っているのは、ヒートショックが多いと聞いたことがあります。
正直、断熱?気密?というと、上の世代の方にはなかなか分かってもらえない場合が多いんです。
私の両親もそうです。
なんで、ドアを開けっぱなしにするの?
なんで、暖房をいれないの? もったいない? 着込めば大丈夫? 我慢できるから大丈夫! いやいやそうじゃなくて…。
という感じです。
大切な方を守る為にも、これら先生方の資料も見てもらいながら、みなさんもお話してもらえたらと思います。
ちなみに、先日点検にお伺いしたY様邸。
この日も寒かったですが、室内は無暖房で19.8℃。
WHO(世界保健機構)が、寒さによる健康影響から居住者を守るための室内温度として強く勧告している【18℃以上】も暖房なしでクリアしていました。
エアコンなしで日中の日射取得だけでこの温熱環境はうらやましいですね。
また、電気代も高騰しているので、助かりますね。
ちなみに、Y様邸の性能値は、Ua値=0.31、C値=0.2。
HEAT20のG2を超えるお家ですが、そのためには、樹脂トリプルサッシ+付加断熱は必須になってきます。
室内の温度ムラも少ないので、20℃を超えると暑いそうで、晴れた日中はほとんどエアコンがいらないようです。
エアコンを入れても、設定温度は20℃で十分とのことです。
弊社のオーナーさんに話を聞いていると、冬のエアコン設定温度は、20℃~23℃の方がほとんどですね。
iwamatsu
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