具体的なプラン提案の前には、お客さんの要望を伺います。

その時に、ほとんどの方がおっしゃるのは、
・ファミリークローゼット、パントリー
　シューズクローク等の収納関係
・室内干し
・洗面と脱衣は分けたい

いわゆる家事導線や収納、時短に関わることですね。
SNSなどの影響もあってか、お決まりの要望になっている感じがします。

そして、干し方や収納棚の寸法や枚数、高さや色など細かなところまで打合せをしています。

工務店側も、完成してから「イメージと違う」とか「これは打合せしていない」と言われないように、細かな部分まで打合せをして決めておかないと不安になります（笑）

思い返せば、２０年ほど前に私が住宅業界で働き始めた頃と比べると、打合せ内容は各段に多様化していますね。

ただ、落ち着いて考えてみると、その生活面での細かな打合せに重きが置かれて、視野が狭くなっているように感じる時もあるのです。

使いやすい、動線がいいなどの利便性はもちろん大事ですが、それと同じくらい好きな事ややりたい事、ワクワクするなどの暮らしの豊かさも大切だなぁと思うのです。

趣味に没頭したり、心地よく暮らせたり。

あまりうまく言えないので、いい動画を見つけました。
１８分ごろからの【生活と暮らしの違い】のお話が私は共感できました。

つぼいのまこと（Youtube）

ご興味あれば試聴してみてください。



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