性能向上リノベーションの現場。
壁の断熱・気密工事に移っています。
今回は、築18年の比較的築浅で、元の断熱材の状態も良かったのでそのまま生かすことにしました。
そのため、まずは元の断熱材をきれいに入れ直しました。
また、昔は結構いいかげんな断熱工事が当たり前だったので、断熱材が入っていない部分もあります。
そういった部分をそのままにしておくと快適ではなくなりますし、内部結露のリスクも高まりますので、新たに入れ直しをして、そのあと防湿気密シートを張ります。
さらに、元の断熱だけでは性能が低いため、その内側に新しく付加断熱を施します。
ボード系の断熱材50㍉厚を内張り。
その後に、配線胴縁という木材を縦に打っていきます。
断熱材の内側となるこの胴縁の間に電気の配線を通しますので、貫通部を減らすことができ熱橋を抑えて気密を高めることができます。
そして先日、弊社も加盟している新住協の総会が香川県で開催され、参加された全国からの猛者工務店の方々120名にこちらの現場を見学してもらいました。
理事の鎌田先生からは、「コストと性能のバランスが良い」とお褒めの言葉を頂き、ホッとしました。
高性能リノベーションの場合は、気密(防湿)ラインの連続性をどうするかということが非常に重要になるので、その話題も意見交換することができました。
見学前は、重鎮の方や有名工務店の方から何を言われるんだろう…と少しドキドキしていましたが、プロ目線で様々な技術的な議論ができ、有意義な時間となりました。
こちらの住まいの温熱計算には、新住協のQ-pexというソフトを使って省エネ性能の確認をしています。
【改修前】
【改修後】
建築中のこちらの現場をご案内することもできますので、リノベーションにご興味ある方はお気軽にこちらからお問い合わせください。
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