Blog

2024.09.17



性能向上リノベーションの現場。

床の断熱工事を進めています。


床の断熱には、高性能裸グラスウールを採用しています。

元々は、ボード系の断熱材が入っていましたが、薄くて性能が低かったのと木材の乾燥収縮で断熱材との間にすき間が出来ていたので、全てやり替えることとしました。

裸グラスウールは、木材の収縮に合わせて追随するような寸法で選定しています。
(もう大分年月が経過しているので、大きく木材が収縮することはないと思いますが)

またこちらでは、2層構造として、1層目に100㍉厚を敷いて、2層目は1層目とクロスするように50㍉厚を敷いて、計150㍉厚としています。

クロスした2層とすることで、木熱橋の影響を抑えることができます。


また、壁の断熱と同じように断熱以外にも防湿、気密、防風などの機能が求められるので、適切に処理していきます。

例えば、断熱材の下には、断熱材の間に床下の空気が流れ込まないように防風層が必要となります。
特に繊維系断熱材の場合は、断熱材の中を空気が動くと、性能が低下してしまうので重要です。

その為、ひと手間かけて下には透湿防水シートを敷いています。



見た目にもフカフカな、冬暖かい床断熱となりました。




お知らせ一覧

その他の記事