この日は、床の断熱を敷いていきました。
まず、床の断熱方法には、床材の下で断熱をする床断熱と基礎で断熱をする基礎断熱があります。
大きな違いは、床下空間を室内とするか、屋外とするかになりますが、それぞれ施工方法も違えば、一長一短がありますので、ご興味があれば調べてみてください。
ハウプロでは、基本的に床断熱を採用しています。(床下エアコンなどのご要望の場合には、基礎断熱も対応しています)
ということで、床断熱として土台/大引き間に高性能な断熱材を敷いていきます。
ピッチピチの寸法にカットしているので、足で押さえつけるようにしてギュギュっと入れ込んでいきます。
また、玄関や浴室は床の高さが異なり、床断熱が難しいので、基礎断熱とします。
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断熱材が敷き終わったら、気密テープで処理していきます。
そして、その上に床の合板を敷いていきます。
耐震性を高めるために、合板の厚みは24㍉にしています。
そのあと、2回目の気密テープ張りです。
腰をかがめながらの作業になるので、腰がヤバいです。
でも、こういった小さな施工を積み重ねていくことで、冬場の床下からの冷気の侵入や熱の損失を抑えることができ、温度ムラの少ない室内環境が実現できます。
最後に、床合板の保護シートと雨養生をして作業完了です。
雨が貯まりにくいように山なりに養生することが大切で、いつもどう高さを調整するか考えます。
また、先張り気密シートの準備もこのタイミングで。
(写真は丸亀の家の先張り気密シートの様子)
夕方からは、住まい環境プランニングの古川さんのセミナーを視聴。
高気密住宅を結露させないために、工事中は極力木材を濡らさないことが大切だと改めて痛感した内容でした。
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