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2022.11.12


川部町の家、基礎工事が始まりました。

造作のコの字キッチンのあるカッコいい住まいです。



そして、三木町の平屋へ定期点検へ行ってきました。

付加断熱仕様の外壁や、あえて無塗装にした木もいい感じです。



こちらは、小屋裏エアコンによる全館空調を採用しています。

家の屋根裏空間に一般的なエアコンを1台設置して冷暖房して、その冷気や暖気を各部屋に配っています。

施主のM様も大変勉強されていて、始めて弊社に来られた時にも小屋裏エアコンか床下エアコンをご希望されていましたね。



M様曰く、今年の春に引っ越してきてからずっと快適とのことでした。

基本、エアコンは入り切りせずに、ずっと運転しっぱなしだそうです。

(設定温度になると自動で止まります。)

そして、夏の光熱費は一番高い時で、13,000円ほどだったそうです。


小屋裏や床下エアコンの注意点の一つとして、多くのエアコンは温度センサーが本体についているので、屋根裏の狭い空間だとすぐに本体近くが設定温度に達してしまい、各部屋に冷気暖気が届く前にエアコンが止まってしまいます。

その為、小屋裏エアコンの場合は、温度センサーが本体についていないエアコンを使う必要があります。

また、空気の流れも考慮してプランを計画しておかないと失敗するリスクもあります。

(壁や天井にダクトを配置して各部屋に強制的に冷気暖気を配るシステムだと、上記のリスクは減らせます)


ただ、現在全館空調システムは、様々なメーカーさんが商品として販売されていますが、高額なことがネックです。

また、機械はいつかは壊れるものです。

後々の部品交換やメンテナンスも考えておかないと、大変なことになります。

いろんな意見があって、それぞれ一長一短かと思いますが、私たちの考えは、あまり大がかりな設備ではなく、メンテナンス性や将来の交換もしやすい普通のエアコンを使った全館空調が良いと考えています。

(その分、きちんと考えて工事をしないといけませんが)



さて、この日は朝9時にお伺いしましたが、施主様はTシャツ1枚と裸足で出てこられました(笑)

10時すぎになると、日射取得の効果もあり、室内は25℃、湿度は48%(絶対湿度11g)で気持ちのいい室内環境でした。

ワンちゃんもこの様子。

今度は、真冬にもお伺いして住み心地を聞かせてもらおうと思います。



また、この日は、カーポートに太陽光発電も設置させて頂きました。

これで、今年の冬もエアコン入れっぱなしでも安心ですね。

11月から四国電力の電気代も上昇しましたが、どれくらいの光熱費になるのか私たちも楽しみです。



iwamatsu

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