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2025.05.15




川部町の家。
上棟工事に向けて、基礎の上に土台を敷きました。(土台敷き)
アンカーボルトで基礎と土台をしっかりと留めていきます。


このような連結部分の金物は熱を通しやすい熱橋になるので、断熱材で被覆して外気に触れないようにしていきます。
一つ一つの熱橋は小さいのですが、100か所以上あるので家全体では大きな影響を及ぼします。

実は、このような熱橋による熱損失はUa値や断熱等級の数値には表れないので、お客さんからするとあまり気にされないかもしれません。
ただ、このような細かな部分の処理をしているかしていないかで実際の住み心地は変わってきますので、私たちは手間をかけて処理を施すようにしています。




土台敷きの翌日には、水道や排水の配管工事。
基礎を貫通して外と繋がる部分は、シロアリの侵入経路になる可能性があるので遮断処置をしています。
白い粘土のように見えるパテで貫通部を塞いでいます。
これはシロアリに効果のあるホウ酸防蟻パテで長期間効果が持続します。また、ホウ酸は在来種のシロアリだけではなく、近年被害が増えてきている外来種のアメリカカンザイシロアリにも高い効果があります。
日本ボレイト



こちらでは、土台や柱などの主要構造躯体にもホウ酸処理を施しています。
ホウ酸を散布している為、うっすらと白く見えると思います。


最後に、ブルーシートで雨養生して完了。
高気密住宅は雨などの水に濡らすと結露被害に直結するので、注意が必要です。

次は、床版敷きに進んでいきます。




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