六条町の家。
現場で照明コンセントの打合せを行いました。
図面では分かりにくい高さや位置を実際の現場で見ながら確認しています。
そして、外部は耐力面材で気密をとるボード気密処理を行いました。
外部側で気密を取ることで、夏型結露のリスクを抑えることができます。
この工程では、屋根・壁・床の気密ラインを切れ目なくつなげて、連続させることが一番大切になります。 一筆書きで包むイメージですね。
また、トリプル樹脂サッシも搬入されました。
取り付ける前にはひと手間かけて、サッシ廻りに3種類のシートを使って先張りをします。
先ほどの気密ラインの連続性と同様に、室内側の防湿層ラインも切れ目なく連続させることが重要です。
サッシの取付前に先張りしておくことで気密・防湿・防水性を高め、木材の経年収縮に伴う気密性(C値)の低下を抑えています。
普通はここまでやらないと思いますが、瑕疵の事故原因のワースト1はサッシ廻りからの雨漏りとの事なので注意しています。(JIO調査)
その後、ようやくサッシの取り付けとなります。
外側はこんな感じになります。
その後、外壁全体に透湿防水シートを張っていきます。
その時に、先に張っていたサッシ廻りの先張りシートを張り重ねていきます。
ひとくくりに高性能住宅といっても、施工内容や施工精度は全く違いますので、きちんとご自身で確認することをおススメします。
また、Ua値や断熱等級などの数値だけで判断すると失敗するかもしれません。
正直、断熱等性能等級を良く見せることは簡単なので。
でも、その方法だと冬の日射熱が入りにくくなり光熱費がかかる可能性がありますよ。
要は、サッシのガラスの選び方ですね。
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