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2024.05.27




【三谷町の家】で構造現場見学会を開催しまして、4組のお客さまにお越しいただきました。

皆さま、何度かハウプロにお越し頂いていて、構造や施工の重要性を理解されている方々ばかり。

中には、2度目の構造見学のお客さまも。

ありがとうございます。


もちろん他社さんも見学されているので、その中での疑問点やハウプロの場合はどうなのか?等より具体的なお話もさせていただきました。

昨今の物価高の影響で、建築資材も値上がりし高額になった高性能住宅。

高い買い物だからこそ、妥協なく納得して家づくりを楽しんでもらいたいですね。


さて、当日は夏日並みの気温だったので、サーモカメラも使いながら説明をさせていただきました。

下の写真は、1階南面の掃き出しサッシ。

トリプルガラス樹脂サッシ(日射取得ガラス)+ 軒による日射遮蔽でサッシや外壁は直射日光を防いでいます。

(ちなみに、2階南面サッシには日よけシェードを設置します)


まずは、室内側の表面温度を測ってみます。(14時ごろ)


窓の上の断熱材が入った壁は、26.8℃


そして、サッシの枠は29.5℃


ガラスは29.3℃


こうして見てみると、トリプルガラスのサッシを使ったとしても、壁と比べると断熱性能が劣っていることが分かります。

「トリプルガラス樹脂サッシは最強!めちゃすごい!」という訳でもないのです。

イメージ的としては、窓は壁に開いた大きな穴なので、快適に過ごすためには性能の高い窓をおススメします。

さらに、屋外側で影を作る日射遮蔽ができていないとさらに温度が高くなりますので、これも大切です。

高性能サッシ + 日射遮蔽 = 快適に夏を過ごせる

となります。

ちなみに、外のサッシ枠の表面温度は、36.2℃


室内側とは約7℃の差で、しっかりと熱の侵入を抑えてくれていますね。

見学されたお客様も、家の中は涼しいとおっしゃっていました。

また、温暖化の影響で夏の気温が上昇しているので、屋根の断熱強化も併せて考えていくことが必要です。

日経に掲載された情報によると、2100年の気温が40℃越えとの予測もあります。




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