
【中2階に読書室のある家】
上棟工事に向けて、現場が進んでいます。
出来上がった基礎の上に、土台の木材を敷いていきます。
こちらでは、ホウ酸の白アリ防蟻を採用しているので、木が薄っすら白っぽくなっています。
ホウ酸がきちんと付着していることが分かります。
ホウ酸防蟻(日本ボレイトHP)

また、金物部分には発砲ウレタンを注入して気密と熱橋対策を施します。

そして、床の断熱材を敷きこみます。

そのあと、気密テープですき間を処理します。
床の断熱/気密性を高めることで、冬の底冷えを抑え、快適な住空間となります。
こちらはUa値=0.33で断熱等性能等級6の住まいですが、この数値はあくまで計算値なので、現場では施工精度を重視してその性能値が発揮できるよう気を付けています。

そのあと、床の下地となる床合板を張っていきます。
こちらも、ホウ酸散布済み。
大工さんと一緒に4人で作業をして昼過ぎに作業完了。

午後からは、現場に材木が搬入されて、先張り気密シートの準備にあたりました。
このブログでも、弊社のこだわりとして何度か紹介していますが、先張り気密シートには、気密性能の経年劣化を抑える効果があります。
先張り気密シートについて

最後に、雨に濡らさないようにブルーシートで養生。
初期型結露や夏型結露を発生させないためにも、木材は極力濡らさないように徹底しています。
雨が溜まらないで流れ落ちるよう山にするのがポイントです。
あとは、上棟工事日の天気を祈るばかりです。
★完成見学会のお知らせ
11月1日(土)・2日(日)高松市川部町
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写真や動画では伝わらない住まいの雰囲気を体感してください。
