【三谷町の家】上棟工事を行いました。
朝、施主様から頂いた差し入れの中に、嬉しいお手紙が。
この日は黄砂も舞っていましたが頑張ります!
前日の夜中には、愛媛/高知で震度6弱の地震があり、高松でも震度3を記録しましたが現場の足場等には問題ありませんでした。
上棟の最中には、柱や梁が組み上がっていくごとに、棟梁が垂直・水平を確認しながら、仮すじかいを留めていきます。
そして、上棟で細かな作業と時間がかかる小屋組み(屋根裏)へ。
複雑で断熱・気密の上でも重要な部分なので、確認しながら丁寧に進めていきます。
こちらは、桁上断熱を採用しています。
小屋束を建てて、周囲をウレタンと気密部材で処理していきます。
その後で、予め小屋束の位置でカットしておいた断熱材を敷いていきます。
断熱材と小屋束との周りは、断熱欠損を抑えるためにウレタンで埋めて、気密テープを貼って覆います。
そして、屋根部分を組んでいきます。
こちらは、小屋裏(屋根裏)が外部扱いとなるので、湿気や熱を逃がすための棟換気もしっかりと。
1日目はここまで。
2日目。この日は1階の下屋根からの作業となります。
黄砂もおさまって視界もクリアですね。
また、壁の耐力面材も張っていきます。
同時進行で、気密を高めるためにボードの継ぎ目を気密テープで処理していきます。
気密ラインは連続して繋がっていないと意味がないので、屋根や床との切り替え箇所は特に注意します。
腕には、たくさん気密テープを。
そして、無事作業が完了。
2日間ともに快晴で暖かく、順調に進めることができました。
実は、元々の予定日の天候が微妙だった為、1日前倒しさせて頂きました。
高性能住宅の場合、初期型結露を防ぐためにも極力木材を濡らせたくないのです。
急な日程変更にもご理解頂き、快くご了承くださった施主様にも感謝です。
たくさんの差し入れやお弁当もありがとうございます。
嬉しそうにご夫婦でご覧になっていた姿が印象的でした。
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