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2024.04.20




【三谷町の家】上棟工事を行いました。

朝、施主様から頂いた差し入れの中に、嬉しいお手紙が。

この日は黄砂も舞っていましたが頑張ります!

前日の夜中には、愛媛/高知で震度6弱の地震があり、高松でも震度3を記録しましたが現場の足場等には問題ありませんでした。

上棟の最中には、柱や梁が組み上がっていくごとに、棟梁が垂直・水平を確認しながら、仮すじかいを留めていきます。




そして、上棟で細かな作業と時間がかかる小屋組み(屋根裏)へ。

複雑で断熱・気密の上でも重要な部分なので、確認しながら丁寧に進めていきます。


こちらは、桁上断熱を採用しています。

小屋束を建てて、周囲をウレタンと気密部材で処理していきます。


その後で、予め小屋束の位置でカットしておいた断熱材を敷いていきます。


断熱材と小屋束との周りは、断熱欠損を抑えるためにウレタンで埋めて、気密テープを貼って覆います。


そして、屋根部分を組んでいきます。


こちらは、小屋裏(屋根裏)が外部扱いとなるので、湿気や熱を逃がすための棟換気もしっかりと。


1日目はここまで。



2日目。この日は1階の下屋根からの作業となります。

黄砂もおさまって視界もクリアですね。


また、壁の耐力面材も張っていきます。


同時進行で、気密を高めるためにボードの継ぎ目を気密テープで処理していきます。

気密ラインは連続して繋がっていないと意味がないので、屋根や床との切り替え箇所は特に注意します。

腕には、たくさん気密テープを。



そして、無事作業が完了。

2日間ともに快晴で暖かく、順調に進めることができました。

実は、元々の予定日の天候が微妙だった為、1日前倒しさせて頂きました。

高性能住宅の場合、初期型結露を防ぐためにも極力木材を濡らせたくないのです。

急な日程変更にもご理解頂き、快くご了承くださった施主様にも感謝です。

たくさんの差し入れやお弁当もありがとうございます。

嬉しそうにご夫婦でご覧になっていた姿が印象的でした。







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