前回のブログの続きです。
見学会会場の室内をサーモカメラで見てみました。
サーモカメラは、人の目には見えない温度を視覚的に見ることができる優れものです。
まずは、天井を見てみると、27.9℃ ↓↓
次は、壁の温度です。
こちらは、27.4℃ ↓↓
天井との温度差は、0.5℃に抑えられています。
室内の温度ムラが少なく、不快感が少ないことが分かります。
夏は、ほぼ真上から太陽の日差し(熱)が降り注ぐため屋根(天井)の断熱が重要になります。
もしこれが、断熱不足だとこんな感じになります↓↓
天井が真っ赤(暑い)になっています。
(資料:だん01 前先生の記事より)
みなさんも経験として、1階はそうでもないのに、2階へ行くと急にモワッと暑苦しさを感じたことがありますよね?
この問題は、断熱をしっかりと入れて、丁寧に工事をすることで天井からの熱を和らげることができます。
また、良い断熱材を使っていても、工事がおろそかになってしまうと、その断熱材の良さがなくなってしまいます。
その場合は、サーモでみると色ムラになって見えます(温度ムラがあるということ)。
色ムラがなく、温度差が少ないということは、断熱工事がきちんとできているという証拠でもありますね。
大工さん、職人さんに感謝です!
次回は、窓と日射遮蔽についてお話ししたいと思います (^^♪
iwamatsu
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