【家具職人さんの家】です。
壁の断熱気密施工が終わり、大工さんが壁の下地ボードを張ってくれています。
ちなみに、天井の断熱気密工事はまだ終わっておりません。
施工上の関係で、今回は壁の下地ボードの後で天井の施工をします。
壁のボード後は、すき間があっても手直しが難しいので、念のため張る前に気密測定をしたところ結果はC値0.3。
天井気密未施工の段階でこの数値だったので、壁の気密施工は問題ないことが確認できました。
今は性能ブームといわれているそうですが、同じ気密シートや断熱材を使って、燃費の計算でUa値が同じでも、現場の施工精度が高くないと実際の性能は確保できません。
「どこの会社も使っているから、とりあえず気密シートを張ろう」では、ちょっと厳しいですよね。
そうなると逆に、部分結露等のリスクが大きくなるかもしれません。
そうではなくて、きちんと理解した上で、計算して確かめた上で工事をすることが非常に重要です。
電気配線が貫通する部分や
天井際や換気扇周り、
コンセント周り、
樹脂サッシの角部分など、重要ポイントがたくさんあるのです。
また、こちらの住まいは南面に大きな窓が4枚入っていて気持ちのいい開放感が味わえます!
(さらに中庭も)
冬場の日射取得を考慮して、南面は取得型ガラスを採用しています。
逆に、夏場は何の対策もしていないと日差し(熱)が強烈に差し込みますので、軒を出して日射を遮蔽します。
昼前の写真ですが、軒の影で日差しを遮蔽できているのが分かりますね。
iwamatsu
施工実例に【出作町の家】をアップしました!
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