先日、工事が完成したエステサロン【glossy】さん。

来週26日にグランドオープンを迎えられます。

よろしければ、ぜひ行ってみてください。

glossy

 

さて、オフィスを掃除していたら、今年2月に行ってきたYKKさんのセミナー資料が出てきました。

改めて読み返してみると、アルミ樹脂複合窓オール樹脂窓の比較が掲載されていましたのでシェアします。

 

まず、国内での各サッシの構成比率です。(資料:日本サッシ協会)

これを見ると、昨年は、アルミ樹脂複合サッシが41.8%、オール樹脂サッシが16.9%。

年々、アルミサッシの割合が減ってきて、樹脂製の高断熱サッシが増えてきています。

今後も高断熱サッシの比率は高くなることは間違いないと思います。

 

また、窓の断熱性能を壁の断熱材に置き換えた図を見てみると↓↓

断熱性能を断熱材のグラスウールに置き換えてみると、アルミ樹脂複合ペアガラスサッシは、グラスウールの15㍉の厚さ相当。

オール樹脂トリプルガラスサッシなら、55㍉の厚さと同等と置き換えられることができます。

この図は何を伝えたいかのというと、普通、壁の中の断熱材は105~120㍉の厚みで施工(充填断熱の場合)しますので、この図から、壁の断熱性能と比べるといかに窓が弱いかが分かるということです。

オール樹脂のトリプルガラスにしても壁55㍉相当なので、単純にその窓を2つ重ねて施工しないと壁の断熱性能と同じにならないといえます。

極端なことを言えば、窓のない壁だけの家が一番断熱性能が高くなると言えますね(笑)

そう考えると、オール樹脂トリプルガラスは、お客さまが思うほど高いハードルではないとも言えるかもしれません。

 

さて、次は屋外部分をドライアイスで冷やして、室内側にどれだけ熱が伝わるかの実験です。

(APW330というのは、YKKさんのオール樹脂サッシのことです。)

現実には、ドライアイスまで冷えることはあり得ませんが、熱の伝え方がこれだけ違うというのは分かりますね。

アルミは樹脂の約1000倍熱が伝わりやすい素材です。

厚み1ミリの樹脂だと、アルミの場合は厚み1メートルでようやく同じ熱の伝わりやすさになります。

熱が伝わりやすいと屋外の夏の暑い温度、冬の冷たい温度が窓枠を伝わってどんどんと家の中に入ってきてしまいます。

その為、冬は窓枠が結露して水滴がついていますよね。

また、実際に、アルミ樹脂複合サッシでも0℃を下回る時は、温暖な四国でも結露する可能性があるそうです。

具体的には、サッシ枠のアルミと樹脂の結合する部分で結露して、その影響で木の窓枠を腐らせるケースもあるそうです。

(当然、各サッシもメーカーやシリーズによって性能値や枠の断面構成が異なりますので、あくまでも参考です。香川の場合、冬、毎日0℃以下になることは少ないと思いますので。)

ということで、今度は実際の冬に近い環境でのシュミレーションが下図です。

屋外が0℃、家の中が20℃の場合の、窓の各部位の表面温度シュミレーション。

これは、私たちも実際の住宅で測ったこともあるので、概ね正しいと思われます。

温度計測

 

窓で大切なのは、書いてある通り「Uw(窓ガラス)だけではなく、Uf(窓枠)の性能も大事」ということです。

樹脂窓のチカラ

 

ちなみに、結露が発生する時間帯はご存知でしょうか?

正解は、温度が下がって露点温度に達する可能性が高まる深夜1時~朝9時です。

 

先進国の中では、日本だけ窓の法的な基準がなく(つまり、どんな窓を使ってもOK)、また、省エネ基準もないという(ようやく2020年に義務化予定)海外から見ると変わった国なので、どんな窓を使われても問題はありません。

でも、長く住むのはお客さまなので、その判断材料として知っておかれるといいかと思います。

 

iwamatsu

 

家づくりで気になることがあれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。

★ブログ一覧はこちらから。

資料請求はこちら。