高松の現場です。
先日、中間検査を受けました。
そして、来週は気密測定を予定しています。
家の気密性能(C値)は計算ではなく、気密測定をしないと分からない為、測定することをお勧めします。
パッシブハウスジャパン理事の松尾さんの記事にも書かれていました↓↓
南雄三さんの著書にも書かれていたのですが、『気密の目的は、【すき間風を防いで快適な住空間にするため】ということもありますが、本当の真意は、【内部結露を防ぐ】という物理的な目的』とのこと。
20年ほど前に北海道で高断熱化が始まったころ、土台が腐る事故が起こったそうです。
産官学共同で調査をしたところ、結論は・・・
写真(図1)のように壁に充填された断熱材に床下から湿気が入り込んだため結露が起こり、腐朽菌が繁殖して土台を腐らせたというものでした。
その経験から、【断熱には気流止めが必要】という論が導かれたそうです。
気流止め=気密化(図2)
(資料:もとめる断熱レベルとめざす省エネレベル)
つまり、断熱をしたら気密にしなければ、内部結露の危険を招くということです。
(今現在、新築では断熱材はもちろん入っています。ただ、気密については住宅会社によってそれぞれかと思いますので、個人的には、聞いてみた方がいいのはないかと思います。)
なんとなくや流行りで施工するのではなく、知識とデータに基づいた施工が重要だと思います。
私も、まだまだ勉強しないといけません(^_^;)
iwa
今週末は相談会を開催します。
まだ、残席がございますのでご興味ありましたらどうぞ。