高松の現場です。

家の外回りの配管工事が完了しました。

(家の周りの地面を掘って、給水や汚水、雨水が通る配管を埋めることです。)

地面に丸い桝が見えます。

青いパイプは水が通り、オレンジは電気の配線を通す空配管です。

 

さて、2.3日前までは暖かかったのですが、今日は冷え込んでいますね。

聞いたことある方が多いとは思いますが、今回はそんな寒さと健康の話を。

高性能住宅では、よくでてくるお話です。

現在、冬にヒートショックで亡くなる方は、年間19,000人以上。

(この数字は入浴中時のみの人数です。実際には、もっと多いと言われています。)

ヒートショックとは

ちなみに、交通事故で亡くなる方は、年間4,000人以下(2017年)。

さらに、夏にニュースでよく報道される熱中症で亡くなる方は1000人ほど(平成27年)。

つまり、ヒートショックで亡くなる方は、熱中症の約20倍ということです。

そう考えると、ヒートショックの危険性って非常に大きいことが分かります。

と同時に、それを防ぐための住宅性能の大切さも痛感します

交通事故は、自動車性能の向上や、地方自治体の努力によって年々減っていっていますが、ヒートショックは年々増えているのが現状です。

私も、消防士のお施主様から聞いたことがあるのですが、12月に入ると救急車の出動が急に増えるそうです。

そして、意外にも香川県はヒートショック発生件数が全国ワーストクラスです。

図の2014年度の調査結果では、香川県がワースト1位。

これを見て私が最初に思ったのは、「温暖な香川がなぜ1位なのか?」ということ。

皆さんもそう思いませんか?

理由は、温暖な地域ほど寒さに対する意識が低く、断熱対策がしっかりとできていないからだそうです。

また、多少寒くても我慢する(我慢することは美徳)という変な節約意識も関係があるように思います。

北海道のように、住民の断熱意識が高く、実際家の性能が高い家であればまだしも、家の断熱性能が低い温暖地域で真冬に節約節電という省エネ意識を高めてしまうとヒートショックをさらに助長してしまう可能性もあるそうです。

このことを知ってから、私は冬に実家に行くと両親に、きちんと暖房をいれてあったかくして!と伝えています。

それなのに、両親は厚着しているから大丈夫とあまり聞いてくれません(;^_^A

事故の多い脱衣所やお風呂では厚着してないやん!って感じですが・・・。

また、猛暑の夏でも、極力エアコンをつけずに通風と扇風機でがんばろうとしています。

節電が大事なことは重々承知していますが、命の危険を冒してまで努力、我慢する必要はないのではないかと私は思っています。

最近のエアコンは省エネ性能にも優れていますし、断熱リフォームをするとより少ないエネルギーで快適に過ごせます。

しかし、そのリフォームにおいても断熱化はまだまだ優先順位が低いように感じます。

予算の問題もありますので、どうしてもキッチンやお風呂、内装のやり替えなど見た目重視のリフォーム工事を優先してしまいますよね。

そのお気持ちはよく分かります。

本で読んだのですが、私の両親世代やおじいちゃんおばあちゃん世代は、本当に冬暖かく夏涼しい家というのを体感したことがないため、断熱と気密の大切さを知っている方が少ないのだそうです。 

暑い寒いの快適性って目に見えないので、伝えるのも難しいのです。

前回の完成見学会で近所のおばあさま方が来られたのですが、「新築やからあったかいんやね~。最近の家はええな~。」とおっしゃっていました。

「そうではないんです。新築だから暖かい訳ではありません。新築のお家が全て暖かいわけではないのです。断熱と気密が大切なんです。」

と説明はさせていただいたのですが、あまり伝わっていない様子でした。

我々の接客力不足もあろうかと思いますが、なかなか伝えるのが難しいです。

一生懸命説明しすぎると怪しい感じになりますし(;^_^A

 

私も両親にどうしたら分かってもらえるのか悩んでおります・・・。

身近な人がそうなってしまうのはやっぱり嫌なので。

近畿大学の岩前教授のコラムを読んでもらおうかなと考えています。↓

冬の寒さと健康コラム

でも、徐々にではありますが断熱気密にこだわりたい方は確実に増えてきているように感じます。

この意識がどんどん広がっていって日本の家づくりの常識になってほしいと強く思います。

 

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P.S.

今週の3/6に放送された「ガイアの夜明け」。

ご覧になられた方はいらっしゃいますでしょうか?

【ニッポン転換のとき~住宅編『中古』に価値がある!~新築信仰に挑む~】

ガイアの夜明け

耐震や温熱性能にこだわられている工務店さんや構造設計事務所さんの中では反響が大きく、この放送内容について深い意見が飛び交っています。

facebook内の業界の方々のコメントを見ていると私も勉強になります。

気になる方は、また聞いていただければと思います。

 

 

iwa