建材を扱われているチャネルさんに来て頂いていろいろ相談をさせて頂きました。
話題は、海外の高性能窓について。
環境大国ドイツの窓メーカートップのUNILUX。
国内メーカーさんと比べるとワンランク上の性能をいっています。
木製高性能窓は、パッシブハウスで使われるクラス。
そして、実は性能に非常に影響が大きいフレーム(窓枠)性能も高いです。
ただ、その分価格もワンランク上(;^_^A
でも、オール樹脂のトリプルはぜひ使ってみたいです。
デザインもスマートでかっこいい!
お施主様の同意も必要ですが、窓の形状や大きさ、数を検討できれば十分採用できる気がします。
ぜひ、誰か使ってみませんか?(笑)
なぜ、私が窓にこだわるかというと、熱は窓から逃げているからです。
景色を眺めたり、風を通したり、日光を入れたりしてくれる窓ですが、熱損失が大きいという弱点もあります。
冬の暖房時に家から逃げていく熱(室内の熱)の約60%、夏の冷房時に家に入ってくる熱(外の暑さ)の約70%は窓からです。
いくら暖房冷房をつけても、これではきりがありません。
また、冬の窓際で感じる寒さ。冷気が降りてくるコールドドラフト現象。ヒートショックのリスクもあります。
現在、国内の新築分野では、樹脂と言っておきながら屋外はアルミで室内が樹脂のいわゆる半樹脂(アルミ+樹脂)サッシが主流です。
2020年に日本で義務化される次世代省エネ基準でも、半樹脂サッシは使えます。
その次世代省エネ基準ですが、実は、世界から見るとヨーロッパはもちろん、隣国の中国や韓国の最低基準よりも下の基準です。
私はこれではいけないと思っていますので、オール樹脂サッシしか使いたくありません。
また、国内メーカーさんも性能が高い商品を開発してくれていますので、近い将来同じような窓がラインナップされると期待しています!
今回は、ちょっとマニアックなブログになってしまってすみません・・・。