【出作町の平屋】です。
さて、本日こちらの住まいで、気密測定を行いました。
これは、家のすき間を測定するものです。
C値(すき間相当面積)と言われています。
一般的には、C値=1以下が高気密といわれるようです。
また、室内の換気を計画通り行う為にも、C値=1以下が必要となります。
そして、結果は・・・
C値=0.11。
家全体で、約17㎠(約4センチ角のすき間)のすき間面積になります。
非常に良い結果でした。
また、n値は1.24。
n値は、1~1.5が理想の数値で、これも良い数値となりました。
(分かる方には分かる小口径型も登場です)
弊社の場合は、C値0.5を最低数値と決めています。
C値や気密性能は、最初の数年で劣化すると言われておりまして、それを見越して0.5以下としています。
新築時にその数値以下であれば、将来、経年劣化しても、高性能をキープできると考えての事です。
そして、実は、これは2回目の測定値です。
1回目は、C値=0.2、n値=1.7でした。
これでも、十分良い数値ですが(;^_^A
そこで、室内を確認したところ、気密処理が不十分な部分を見つけることができ、その対処をした後の測定で0.1が出ました。
家は1棟1棟、間取りや窓の形状、数などが異なりますので、全棟気密測定をして施工精度を確認することが大切と思います。
工事前の計算で性能値が良くても、実際の施工が疎かになってしまうといけませんので。
そんな現場を見学できるイベントを今週末に開催します。
まだ、参加予約受付中ですのでぜひ !(^^)!
iwamatsu