最近の新築住宅では、樹脂窓が多く使われるようになっています。

この樹脂窓ですが、実は2種類あります。

1つは、窓枠がすべて樹脂でできている窓。

もう1つは、屋外側がアルミで室内側が樹脂でできている半樹脂の窓。

価格の面では、半樹脂窓が安いのですが、性能面ではオール樹脂窓の方が高性能になります。

※新しい家づくりの教科書より

同じペアLow-eガラスで比べてみると、U値は約0.8も違います。(窓メーカーによって若干異なりますが)

ということで、実際の窓枠の温度を測ってみました。

まずは、半樹脂窓の温度。

7.2℃(昨日の16時ごろの東面のトイレの窓です)

そして、次はオール樹脂窓です。

15℃(昨日の21時ごろの西面のトイレの窓です)

室内の温度環境が多少異なりますが、約7.8℃の温度差です。

なぜ、この差が生じるかといえば、半樹脂窓のアルミは熱を伝えやすいからです。

樹脂の熱伝導率はアルミの約1000分の1。

この窓の性能差をどう考えるかは住宅会社やお客様によってそれぞれかとは思いますが、私はこの差は大きいと考えていますのでオール樹脂窓しか使いません。

窓1個だとそれほど性能値の影響はないかと思いますが、家1件分に使われる窓って15か所くらいありますよね。

玄関ドアや勝手口を含めるともっと。

さらに窓の大きさもいろいろ。リビングの窓って大きいですよね。

そう考えると結構影響は大きいです。

実際、冬の暖房の熱が流出する割合は窓が一番高く、せっかく温めた室温の58%は窓から逃げているといわれています。

(その他は、屋根5%、外壁15%、換気15%、床7%)

もし性能にこだわるなら、住宅会社さんに「樹脂窓です!」と説明されても、半樹脂の場合もあるので、「オール樹脂ですか?」と質問してみることをおススメします。

さらにガラスは、トリプルガラスがいいかと思いますよ。