昨日は、構造塾の第3回目。
私も入塾して学んでおります。
近県からの実務者も多く、高松会場は地方会場とは思えないほど毎回熱気に包まれています。
構造塾とは、地震に強い家づくりのため、全ての住宅を耐震等級3にすることも目的の一つです。
講師の佐藤さんは、構造設計者で、熊本地震の際は何度も現地を訪れて現地調査をされました。
その時のお話を聞くと、
「古い家の被害はもちろん多かったのですが、阪神淡路の地震の後、改正された新耐震基準の家(耐震等級1)も被害が大きかった。
でも耐震等級3で建てられた家は被害がほとんどなかった」ということです。
耐震等級1の家は、大地震の際、倒壊せずに家族の命は守るけど、もう住めない基準の家です。
実際の写真も見せてもらいましたが、ゾッとします。(でも、建築基準法を満たしているので違法ではありません)
やはり、国の定めた基準は最低基準。
私たち工務店は、それ以上のものをお客さまに届けないといけません。
それにしても、私独立させて頂いてからたくさんの人とのつながりに恵まれてありがたい日々を送らせて頂いております。
この構造塾もそうですし、高性能住宅を手掛けている地元工務店との方々ともつながりができて、いい刺激を頂いております。
この日の夕方は、地元工務店さんの建築中現場を見学させて頂きましたが大変感銘を受けました。
私も20年以上建築業界で仕事をしておりますが、より良い家づくりもために、まだまだできること・改善すべきことがあると痛感しました。
日々精進してがんばります(^^)/