だんだんと朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。
今日の最低気温は10℃を切っていました。
WHO(世界保健機構)は、2018年11月に【冬の室内は最低18度以上が望ましい】と勧告しました。
これは、住宅が健康に影響を与えることを意味しています。
・脳神経が若返る。
・健康寿命が4歳延びる。
・夜間頻尿リスクが減る。
・病気になりにくい(医療費の軽減)
など、様々な調査研究の結果として【暖かい家に住むと健康になる】という事実が分かってきています。
「18度未満の寒い家」は脳を壊し、寿命を縮める(プレジデント)
また、国のサイトでも病気の改善結果などが公表されるようになりました。
その意味では、日本でも【住まいと健康】の関係性が認知され始めたように思います。
新築を計画中の方にとっては、高断熱高気密の家をお勧めしますし、既存住宅の方には、窓に内窓を付けるだけでも大きな効果があります。
香川県は比較的温暖な地域のため、寒くても暖房を節約し我慢することが多く、これからの季節はヒートショックで亡くなる方が多いのです。
消防士さんの話では、夜中や明け方の救急車の出動要請の多くはヒートショックだそうです。
(2014年は、香川県が全国でワースト1位になっています。)
寒い家に住まわれているご家族がいらっしゃれば、ぜひこのことを伝えてほしいと強く思います。
交通事故で亡くなる方は年間約4,000人。
一方、ヒートショックで亡くなる方は年間19,000人以上。
実に約5倍もの差があります。
私も家を建てて感じたことですが、以前は毎年必ずインフルエンザにかかっていましたが、それがなくなりました。
また、せき喘息をもっていて、毎年通院していましたがそれもなくなりました。
(喘息の薬は高いので家計面も助かる!)
さらにイライラすることも減ったように思います。
また、健康面以外でも暖かい家はいいことがたくさん。
気になる方は、高断熱住宅本【だん03】を読んでみてください。
実際に高断熱住宅に住んでいる主婦の方々の意見が掲載されています。
iwamatsu
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