【満濃の平屋】です。
南面の大きな窓の上に庇屋根ができました。
普通、屋根には瓦やガルバリウムが使われますが、こちらの庇屋根には、木(レッドシダー)の屋根材を使いました。
100%天然木なのですが、耐久性が高く、防火基準もクリアした認定素材。
経年変化の美しさも楽しみな屋根材です。
家の中では、大工さんが天井の断熱材を入れてくれています。
裸グラスウールが積みあがっています。
まずは、木材のジョイント部分に、発泡ウレタンで気密を確保。
そのあと、断熱材を充填していきます。
間柱間の幅より、数㍉広い断熱材で、さらに密度が高く硬めの為、すき間が生まれにくく、ずれ落ちる心配もありません。
105㍉厚の高性能グラスウール16kを2層重ねて充填し、合計210㍉厚の屋根断熱層としています。
夏は太陽の高度がほぼ真上からになりますので、屋根からの暑さの影響が大きくなります。
その為、屋根の断熱層を厚くすることで、それを和らげることができます。
そのあと、調湿気密シートを張っていきます。
室内側できちんとシートを使って防湿層を連続させて確保することで、夏や冬の壁体内結露を防ぐことができます。
電気の配線も、同時進行中。
高断熱の木製玄関ドアも現場に届きました。
こちらの現場にて、11月中旬に構造見学会(予約制)を開催予定です。
詳細は決まり次第、アップします。
iwamatsu
★ブログ一覧はこちらから。