【三谷町の家】です。
近々予定している上棟に備えて、昨日から土台敷きを開始しました。
墨出しで確認した位置に、基礎パッキンと土台を敷いていきます。
接合部のピンや金物を取り付けながら、進めていきます。
基礎と土台は、アンカーボルトと座金でしっかりと固定します。
玄関廻りは、基礎内断熱として内側に断熱材を敷き込みます。
目的は、冬場の床下の冷たい温度が、ここからコンクリートを伝わって室内に入ってくるのを防ぐためです。
土台や断熱材同士とのジョイント部分には、発砲ウレタンを注入して断熱欠損を防止します。
また、こちらでは、シロアリの防蟻対策として、ホウ酸処理を採用しています。
一般的に使われている合成薬品による防蟻処理と比べると、初期コストは高いです。ただ、
・合成薬品→防蟻効果期間は約5年。5年ごとの再防蟻を推奨。ホウ酸より安価。
・ホウ酸→防蟻効果期間は長期間。再処理の必要なし。人体にも無害。
それぞれに一長一短がありますが、ご予算に余裕があれば、ホウ酸をおススメしております。
詳しくは、日本ボレイト
もちろん、どちらの防蟻がいいという訳ではなく、それぞれの防蟻処理に合った対策をした方が良いという話です。
ちなみに、ホウ酸のデメリットは、初期コストと雨に濡れると流れてしまう為、濡らさない対策が必要です。
また、業界紙の日経ホームビルダーによると、合成薬品の場合は、5年ごとの再処理を続けた方が蟻害リスクを減らせるようです。
(国土交通省補助事業調査にて)
今日は、引き続き床断熱と床伏せ工事を行う予定です。
iwamatsu
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