雑誌のCASA(カーサ)。
今月号の特集は、【理想の家のつくり方】。
迷わず買いました。
カーサらしく、デザイン性の高いおしゃれな家が多く掲載されています。
そして、その中に、堀部安嗣さん設計の住まいもありました。
堀部さんといえば、温熱性能にも力を入れられている建築家の一人です。
今回のカーサでは、なんと10ページにもわたって掲載。
「料理に例えるなら、住宅はいわば家庭料理みたいなものだから、毎日食べても飽きない、体に負担がかからないことを優先したい。」
「大事なことは、ストレスを感じる要素を極力なくすこと。だから、基本的な性能ははずさない。」
「建築は性能じゃない、数値には表せないもんだと思っていた時期もあるんですけど、数値化することによって、数値化できない人の気持ちを助けることができる。」
この言葉に、大変共感しました。
建築家というと、デザイン優先のイメージがあるかもしれません。
もちろん、それが建築家に設計を依頼する醍醐味でもあります。
私もデザイン性の高い住宅は大好きです!
ただ、堀部さんや伊礼さんのような建築家の重鎮と言われる方々の中にも、性能を大切に考えた設計をされる方が増えてきたことも事実です。
堀部さんのような影響力のある方々が、発信したり、取材されることで、住宅設計の在り方も変化していくのでしょうね。
また、住宅雑誌Lives(ライヴズ)の最新号には、パッシブハウスジャパン代表理事で建築家の森みわさん設計の住宅が掲載されていました。
この2誌を読んで感じたのは、数年前でしたら、これらの住宅雑誌に性能に関する記事が掲載されることは、少なかったように思います。
それが、現在では様々な住宅雑誌で、性能に関する記事が掲載され、一般のお客様方にも知ってもらえることが増えてきました。
家づくりにおいては、良い事だと私は思います。
ぜひぜひ、読んでみてください。
「つまり【知らない】ということは恐ろしいことなんだ。」
「逆に…【知る】ということ…その知識や情報は幸せをもたらす強力な武器だということだ。」
↑今更でお恥ずかしいのですが、最近読み始めたドラゴン桜の言葉からです(^_^;)
身に染みます。
iwamatsu