今日は完成見学会1日目。
室内の温度環境も快適でよかったです。
エアコンがまだ設置されておりませんので、小さなセラミックヒーターを1階2階それぞれに1台ずつ置いてみましたが、問題なく予想通りの性能を発揮してくれました。
お家の中にも温湿度計を何か所か設置して見てもらえるようにしています。
気になる15時すぎの1階の温度は・・・
(温度計の後ろにぼんやり見えるのがヒーターです。)
ちなみに外の北面は6.1度。
暑かったので15時半に1階のヒーターは切りましたが、19:00ごろにお家を出るまで20度ほどをキープしていました。
我ながら、改めてすごいです。
携わっていただいた大工さんや職人さんたちの丁寧な仕事に感謝ですね(^^)/ 住宅性能の大切さに理解のある職人さんたちじゃないと本当に難しいです。
使う材料がいくら良いものでも、工事があまり良くないと逆に、外からは見えない壁の中で結露が起こってしまったり(壁体内結露)、シロアリのリスクも高まってしまいます。
私たちは小さな工務店なのでたくさん建てることはできません。その分、1棟1棟きちんと建てさせていただきたいと考えています。
ちょっと話が逸れてしまいましたが、2階の温湿度計の数値です。
こんな感じでした。
22度と聞くと少し寒い??と思う方もいるかもしれません。
確かに、2020年に義務化予定の次世代省エネ基準レベルだと、せっかく温めても家の隙間から暖気が逃げて、下から冷気が入ってきてしまうのでエアコンの設定温度を26度くらいにしておかないと効かないかもしれません。 そして、しっかり温めようとすると光熱費も高くなってしまいます。
逆に、きちんと高気密高断熱の施工をしていると、そういった温度ムラや不快と感じにくくなるため設定温度が低めでも快適になります。
(ちなみにこちらのお家は、HEAT20のG2グレードレベルの省エネ性能です。
正直、ようやく2020年に日本で義務化される次世代省エネ基準レベルだと10年後、20年後は確実に省エネの性能基準は上がっていると思います。
となるとどうなるか?
次世代省エネ基準で建てられたのお家は将来、既存不適格住宅になる(価値がなくなる)可能性があるということです。
もはや、温暖な香川県ではそこまで必要ないということではないと思っています。
ですので、申し訳ありませんが私はHEAT20G1グレード以下の家はお断りさせて頂いております。
でも、最近はそういうことを大切に考えていらっしゃるお客さまからのお問い合わせも増えてきて嬉しく思っています。)
さらに、性能を高めたい方には、付加断熱や木製高性能窓をおススメします。 したい方、興味のある方、お待ちしております!
やはり、住宅性能を重視したお家は、実際に体感していただくのが一番ですね。 来て頂いたお客さまにも喜んでいただけて嬉しかったです。これからも実直に丁寧に建てていきたいと強く思いました。
明日は、曇り空の予報。
今日ほどの日射取得は望めないと思いますので、どれくらいの温度環境になるか不安ですが、楽しみでもあります。
でも、あまり温度が上がらなかったらすみません(;^_^A
よろしければ、見に来て頂けると嬉しく思います。