1/18,19の構造見学会にあたり、今日から高性能住宅のキホンを書いていきたいと思います。

最近は、「性能」という言葉もよく聞くようになったので知っている方も多いと思いますが。

 

【その1 断熱とは】

断熱とは、文字通り【】を【断つ】ことです。

冬や夏の外気温の影響を抑える為、断熱材でお家を包むこと。

人間が冬、ダウンジャケットを着るのと同じように、お家を断熱材でつつみ込み、外の寒さを家の中に入れず、そして、家の中の暖かさが外に逃げていかないようにします。

そこで、重要なポイント①は使われる断熱材の性能と厚みです。

断熱材には様々な種類があるので、高性能の断熱材はしっかりと効果を発揮してくれますし、そうでないものは効果も低くなります。

例えば、ふわふわの厚い羽毛布団とペシャンコの薄い布団では、同じ布団でも暖かさが全く違いますよね。

 

そして、断熱のことでお客様が悩むのが「断熱が大切なのは知ってるけど、どれくらいのレベルにすればいいの?」ということです。

実際、私たちもお客様からこの質問を多くうけます。

「A社では、予算も上がるし、香川県ではそこまでいりませんよと言われた」

「B社では、初めの予算は上がるけど、その分光熱費が安くなって将来はお得って聞いた」

など、会社さんによって意見も違いますよね。

 

この原因の一つは、現在の日本に断熱に関する義務基準がないことです。

この話をすると驚かれる方が多いのですが、先進国の多くは国が建ものの最低基準を定めていてその基準以下の家は建てることができません。

でも、日本は先進国の中でも義務基準のない稀な国なのです。

だから、極端な話、断熱材のない家でも建てることができます。

↓日本には窓の義務基準もありません。

海外では違法レベルの窓でも、日本では使えます(;^_^A ↓

日本にいると気づきませんが、世界と比べてみると暑い寒い問題に関しては意外と日本の家って良くないのが現実のようです。

 

そして、ここからは高断熱にはしたいけど、その中でもどれくらいのレベルを求めていくかという問題です。

上を目指せば、パッシブハウスという世界最高レベルもあります。

youtube「パッシブハウス90秒で分かるかな」

 

一つの基準として、私たちはHEAT20のG2レベル以下をおススメしています。

HEAT20

よく聞くUa値だと0.46以下の性能値になります。

このクラスの家になると、冬、暖房なしで朝起きても13℃を下回らないとされています。

(実際の暮らしでは、人や家電からの発熱もあるのでもっと暖かいです。ちなみに我が家では15℃以上はあります)

ちなみに、国の省エネ基準の最高等級4では、8℃です。

(8℃って寒くないですか? 私は寒いです!)

HEAT20 分かりやすい小冊子PDF

また、高断熱の家づくりも広がってきており、高断熱住宅が当たり前の時代が来ると思います。

 

ちなみに来週の見学会会場は、Ua値=0.39

(付加断熱やトリプルガラスサッシ仕様です)

 

そして、重要なポイント②は燃費計算をしてもらうこと。

なぜかというと、暑い/寒いという感覚は個人差がありますし、家って1棟づつ間取りや窓も違うため「あのお家はUa=〇〇だったので、このお家も同じです」ということはありえません。

燃費の見える化ということですね。

きちんと燃費計算をして、自分のお家の性能値を確認することは必須だと思います。

高性能住宅に積極的な会社さんは、必ず全ての家で燃費計算をしています。

 

 

計算ソフトはいくつかありますが、私たちの場合はパッシブハウスジャパンの【建もの燃費ナビ】を使って計算しています。

なぜなら、ドイツのパッシブハウス認定でも使われている項目で詳細に計算できるからです。

PHJ 建もの燃費ナビ

 

今回の話をまとめると

・断熱レベルは、HEAT20のG2レベルが一つの目安。

・世界と比べると日本の家の断熱性能は低い。

・燃費計算をして、自分の家の性能を確認する。

 

家づくりで断熱が全てではありませんし、いろんな考えがあると思いますが、私たちは大切に考えています。

ご興味あれば、来週の構造見学会でお待ちしています (^^)/

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次回は、気密について。

 

 

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